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【もう逃げないで!】自動詞・他動詞の違いを理解しよう!

こんにちは!
今回は中学生や英語が苦手な高校生の中であるあるの「自動詞と他動詞の違いが分からない!」という悩みを解決していきたいと思います。
知っている人は知っているし、意外と知らないって方もいるかと思います。
ただ、英語が苦手な人と得意な人の違いは、この「自動詞と他動詞の違い」をしっかり分かってるかどうかが深くか関わってるといっても過言ではありません。
ただこれらの違いは非常に単純です。
【自動詞と他動詞】
まず最初にこれらについて一言でまとめてみると、
自動詞:目的語を必要としない動詞
他動詞:目的語を必要とする動詞
念のために「目的語」についても解説しておきます。
【目的語とは】
目的語とは日本語にしたときに「~に」「~を」にあたる語のことを言います。
例えば「I have a book.」なら「a book」が目的語になります。
しかし、例えば「I go to the park.」の「the park」もgoの目的語かというとそうではありません。今回の「the park」には「to」という前置詞がくっついています。このように「前置詞」があるものは目的語にはなりません。
【他動詞】
目的語が分かったところでまずは「他動詞」を解説して行きたいと思います。
例えば「I play the guitar.」という文章は動詞の直後に「the guitar」という目的語が来ているので「play」は目的語を必要とする「他動詞」です。
というところまではよくある解説記事で見かけると思いますが、ではこれはどうでしょう。
「I want to play soccer.」
これはwant(動詞)の後ろに「to play」が来ていますよね。
通常訳すと「私はサッカーをしたい。」になると思います。
しかし、実はこのwantは「他動詞」です。
(え...さっき前置詞が来るやつは目的語じゃないって...)
そう思ったと思います。
今回の文を見てみると、「to play」で「すること」という名詞になっていることが分かります。また「want」は日本語で「~したい」と訳していますが、本質的には「欲する」という意味があるので、直訳すると「私はサッカーをすることを欲する。」となり、「want(欲する)」の目的語が「to play(すること)」となり、「want」が他動詞だということが分かったかと思います。
【自動詞】
続いては自動詞です。
他動詞に比べて自動詞は至極簡単です。また、そもそも自動詞自体の数がそこまで多くありません。
例えば「I arrived at the park.」なら「arrived」は「自動詞」です。arrivedの直後に前置詞「at」がきているので「at the park」は目的語にはなりません。
自動詞を知る際に「自分で行う動作=自動詞」としてしまうと、誤って理解してしまいかねないので、あくまで「目的語を必要としない動詞=自動詞」と理解してみてください。
【まとめ】
自動詞=目的語を必要としない動詞
他動詞=目的語が必要な動詞